2007年5月3日・・・

6. 児童から見ると


算数が苦手な 6年A君 と 算数が得意な5年Bさん。ともに 同じ小学校に通っている。

● 小学6年A君
2年前、4年生のとき、算数の授業のやり方がガラッと変わった。 黒板を使った一斉授業から、一人1台のパソコンを 使った個人別学習・自学自習に変わった。算数が極端に苦手で、3+3はできるが、 3+8は時間がかかりダメだった。4年では、小数、分数も出てくるし、まったく算数の時間は辛かった。  じっとイスに座って、先生の説明を聞くのはたまらなく嫌だった。大きな声を出し、授業をぶち壊したくなった。

しかし、今は苦しい思いをすることはない。不思議なことに先生まで優しくなった。なぜだろう?
コンピュータでの算数の学習法は、その日のうちに覚えられた。 自分のペースで進んでいけるのが何よりいい。不合格だと繰り返えしをさせられるが、 繰り返えすと、自分でも必ず合格できることがわかった。 もう算数の時間は怖くない。嫌でもない。先生もほめてくれるようになった。
( 彼の進むスピードは、優秀児と比べれば、かなり遅い。 しかし、自分の力で 確実に登っていけるので、彼の目は生き生きと輝いている。 )

それはまた、「時間」にも関係している。このような基礎基本の「イスに座った」勉強は、「午前」だけなのだ。 「午後」は楽しい時間が待っている。彼はペットや動物が好きなのだ。午後は、同じ動物好きの仲間3人で、 近所のペットショップに行き、色々なペットを見られる。お店のお姉さんから教わり、 手伝いもさせてもらえるようになったからである。

●小学5年Bさん
2年前、3年生のとき、算数の授業が、一斉授業から、一人1台のパソコンを使った自学自習に変わった。 今までも算数は得意だったのだが、この学習法になってからは、合格の連続で、面白いように先に進めて、 まだ5年生なのだが、5年、6年の算数が終わり、今は 中学1年の「一次方程式」を勉強している。

彼女は、動物が好きで、将来は、獣医、動物園などで、働けたらいいなと思っている。 午後の時間は、A君と同じペットショップに行き、お手伝いをさせてもらえるのが楽しみである。