2007年5月3日・・・

4. 引きこもり はない


引きこもり や ニートが なくなった原因

●子どもたちの「将来の職業」

小学校卒業から、3年、6年、10年経つと、ほとんどの子どもは就職する。なんらかの仕事を持たざるを得なくなる。 人生において、寝て食べて休息(娯楽)以外は、まず「仕事」である。ゆえに、人の幸不幸に「職業」は直結し、甚大な影響を及ぼす。

それゆえ「未来の学校」である小・中・高・大学は、児童・生徒・学生の「将来の職業」に対して、最大級の配慮を払う。「子どもたちの幸福」のために、知恵をしぼり、力をつくす。 これは 学校関係者のみならず、「未来の社会」たる地域の人々も、企業も、家庭も、子どもたちの「将来の職業」には、最大の努力と協力を惜しまない。

昔、就職活動は、せいぜい卒業の2年前からだった。午前も午後も学校に通っていた生徒・学生が、ある日を境に、急に社会人になった。心身のバランスを崩す者も出た。また職場も、本当のところ「入ってみなければ分からない」。入社して初めて自分に合わないと感じ、短期で退職してしまうケースも少なくなかった。自分と仕事のミスマッチ。お見合いや結婚と似ている。 「未来の社会」に、「引きこもり」、「ニート」が 無くなった原因は3つある。

<原因1:教育 「未来の学校」では、小学校から大学まで継続的に、子どものたちの「社会との接触」を心掛けている。 これは「人間として大切なこと」で 学んだ徳目、人は「助け、助けられ」て生きるもの。 「深い幸せはその中にある」 を体得できるよう小学1年から指導してきたから である。 すなわち「助け、助けられる」ことは、「楽しい!嬉しい!」と感じられるように、「好きになる」ように、誘導してきたからである。これは中学・高校・大学と深化していく。

<原因2:場 自分と将来の仕事のミスマッチを無くすため、「未来の学校」は、早い時期から、その一人ひとりの可能性を、「多くの場や多くの人」に接触する中で気づかせていく。 子どもたちが、自分で自分の好みや可能性を、徐々に自覚できるよう、小学校から大学まで継続的に、そのチャンスを設けたからである。

<原因3自分の幸せと適職 人間として大切なこと」で 学んだように、職業とは「他者の苦痛を取り除き、幸福の手助け」をすること、 「人の役に立つ」ことで、その謝礼に「金銭」をもらう。 ゆえに、自分が好きなこと、得意なことで、人の役に立てたら、とっても幸せ。そして、 上手に「人の苦痛を取り除き、幸福の手助け」をするには、 自分が、さらに力をつけることが大切になる。体が弱ければ助けられない。頭が弱ければ助けられない。 魅力がなければ、人を幸福にできない。それゆえ身体も頭脳も人格も鍛えましょう。美しく魅力的になりましょう。 そのために、みんなは今、学校に来ているのです。 実習に行っているのです。 将来、いや今でも、人の役に立つことがあれば、勇気を出して挑戦してみよう。それが、「自分の幸せ」につながるのだから。 と指導しているからである。

さて、職業選択の理想は、 「好きで、もうかって、多くの人を幸せにする」 ことであろう。 しかし、これはなかなか難しかった。「未来の学校」では、上記のように、小学校から周到な配慮と準備を重ねるので、かなり改善された。 しかしこれは奥が深い。それゆえ生徒は、継続的に「自分を知り、 世界を知る」努力を続ける。  世の様々な職業のガイダンスとともに、自己を見つめ、自己を磨く努力。厳しい競争の中で自己の可能性を開く懸命な努力。 そして執念と忍耐も学ぶ。

本人が、希望すれば「見学、見習い、実習、インターンシップ」を、時間の許す限り、繰り返す。
このように「未来の学校と社会」は、生徒の「自己実現」を支援する。

● 起業

大学、高専などでは、一部の学生は、自ら「起業」し、役員となり、自らの職を獲得している。これは素晴らしい事である。自己実現の姿である。「本人のやりがい」と同時に、最先端の技術などを、社会に展開し、世の中に貢献するのだから、大いに奨励すべきことである。 しかし、まだまだ、これら「起業家」の数は、増えてきたとはいえ少数派だ。ほとんどの生徒・学生は、現在ある企業や家業のどこかに、職を求めざるを得ない。