2005年11月11日・・・

4. 改革のエッセンス


現在の学校は、1人の教師が40人の生徒を指導する。 すなわち 1:40 です。 1:30も、1:20も、 五十歩百歩のようなものと申し上げました。

改革のエッセンス「何のため」に立ち戻れば、「生徒1人ひとりが理解・修得できるように」が 目的 のはず。 それなら、過去の習慣にとらわれず、素直に 1:1 に したらどうでしょう。 「1人の生徒に、1人の先生をつける」のです。私はふざけていません。まじめに考えています。 1:30でも財政的に厳しいのだから、1:1など、とても実現できない。・・・その通りでしょう。

しかし、1人の教師の役割とは、この場合何でしょう? 決して「ケンカの仲裁」でも「家庭訪問」でもない。授業です。 授業には、必ず毎時間ごとの「本時の目標」がある。この「本時の目標」を生徒に 理解・修得させること。  これがメインではないでしょうか。

 1人の生徒に、1人の先生の代わりをするコンピュータをつける

人間の先生は、今まで以上に40人全員を見守る(余裕が出るわけですから)。 温かな心で生徒とかかわる。対話する。励ます。ほめる。時には厳しく指導する。 これらは「コンピュータ」にはできません。

逆に、コンピュータは、「定型ルーチン」には強いのです。 ここでいう「定型ルーチン」とは、前もって定めておける仕事の意味です。「本時の目標」は、典型的な「定型ルーチン」です。「整数の加減乗除」も「一次方程式」も「三人称単数・現在」も、10年、20年で変わるとは思えない。

1:40の人間の先生の下で、1:1の学習をするのです。
誰でも、自信をもってできるようになるには、繰り返し、繰り返しの反復練習が欠かせません。その量もスピードもレベルも生徒によって違うもの。一斉指導では不可能だった個人に応じた対応が1:1なら、悠々とできるのです! (応個学習)

もう少し、過去に遡ってやりたい。手ごたえのある問題に挑戦したい。「個人別」ならできるのです。大勢の中で、分からないからといって、質問するのは勇気がいる。いわんや、人間の先生には、同じことを、何回も何回も言わせるような ことはできないでしょう。(英会話でも、どんな説明でも)
しかし機械なら、遠慮なく何回でも、納得できるまで命令できる。気を使わなくてすむ。